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バランスがとりやすく動きやすいブーツS/PRO2019/11/14

コアフレームとセンスアンプリファイアの組み合わせというS/MAXと共通の構造をもつS/PRO。全体的に軽量化されたシェルは、ロアシェルに優れた剛性と軽量化を実現する「コアフレーム」を採用することで、より強いエッジングにも耐えられるブーツに仕上がっています。(下記参照)
また、アッパーシェルには、柔軟性を引き出す構造「センスアンプリファイア」を採用することで、とてもバランスがとりやすく動きやすいブーツに進化しています。
そして、ブーツの履きやすさ、足入れのしやすさからくる快適さもS/PROの特徴のひとつです。片手でもブーツが履けるほどスムーズな足入れ感覚は、ラスト幅を100mmに設定することで、足の幅が広く甲が高い日本人に多く見られる足型にもぴったりとフィットします。また、やや厚めのインナーブーツは、長時間の使用にも耐えられる、暖かく快適なフィット感をもたらします。
S/PROのターゲットは、レーサーやエキスパートスキーヤーではなく、ある程度技術にはこだわるが、それ以上に快適さと使い勝手の良さを重視するという、滑走日数がそれほど多くない人や温かく楽に履けるブーツを求めるスキーヤーです。
S/MAXと共通なパーツを使用することで滑りに必要な性能はそのままに、履きやすさと快適さをプラスしたブーツ。それが、S/PRO130になります。


コアフレームは、土踏まずの部分を中心に足の両サイドを包み込むように剛性に優れたフレームを配置したテクノロジー。この部分に剛性を持たせることで、シェル全体の軽量化を実現。剛性感がありつつも物理的に軽量なブーツを生み出すことに成功している。また、この部分に剛性を持たせた結果、強いエッジングにも耐えられる構造を作り出すことを可能にし、軽快で、かつ正確なスキー操作を導くことも可能にしている。軽量で操作性に優れたブーツの要とも言えるテクノロジーだ。


センスアンプリファイアは、アッパーシェルの上部に柔軟性のあるラバー素材を組み込むことで、剛性感の高いブーツでもしっかりと動くことができ、スムーズなスキー操作ができるブーツに仕上げている。つまり、ただ硬いだけのブーツではなく、ダイレクトにスキーヤーの動き、そしてパワーをスキーに伝達できる構造を作り出している。特に、滑走中の前後バランスを安定させ、ターン導入時の動き出しのタイミングも掴みやすい。とてもしっかりしたブーツだが、繊細な動き、スムーズな動きにも柔軟に対応する。

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スキーインプレッション

自由を追い求め、自分自身の限界に挑戦する人々のために、常に斬新的なアイディアと革新的なギアでウィンタースポーツの楽しさ、魅力を分かり易く解説します。

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